携帯キャリア3社・日本通信の最新プラン
携帯キャリア3社が発表したオンライン申込専用の新料金プランが出揃い、それに対抗して日本通信でも新プランを発表しました。
新プランの名称は「合理的20Gプラン」。直球ですね。
そこで、ドコモ・au・ソフトバンクのオンライン申込専用プランであるahamo・povo・LINEMOと日本通信の合理的20Gプランを比較してみました。


日本通信SIMの「合理的20GBプラン」とは
日本通信の合理的20GBプランはドコモのネットワーク(LTE+3G)を利用した通話SIMです。20G/月のデータ通信と70分/月の無料通話が使えるプランになっています。
料金は2,178円/月(税込)で4社の中では一番安いです。20G使い切っても1Gごとに+275円で追加することができ、上限は30GB。
他社は+1GBごとに550円なので、ここでも日本通信は一番安くなっています。
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ahamoと合理的20GBプランの比較
料金・通話の比較
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合理的20GBプランの料金はahamoより792円安く、通話料も半額になっています。
通話オプションとしてahamoには5分の無料通話、合理的20GBプランには70分の無料通話が付いています。
通話回数が多い・通話が5分以内に収まるという方ならahamo、通話が5分を超えることある・月70分超えないという方は合理的20GBプランを選ぶと使いやすいです。
回線速度について
通信速度に関してはahamoの方が安定的です。apnの情報は本家docomoと一緒のようですね。
– LINEMO: ワイモバイル設備(https://t.co/uUT387iwcE)に繋がるソフトバンク(44020)のSIM
— shao / 澤田 翔 (@shao1555) March 26, 2021
– povo: au設備(https://t.co/sTlEzjdqRg)につながるau(44051)のSIM
– ahamo: ドコモ設備(https://t.co/IKqjZ7hNVS)につながるドコモ(44010)のSIM
ということで、LINEMOだけ設定がややこしい感じです。 https://t.co/UIdiMhT2kM
一方で日本通信は、昼・夕方など回線が込み合う時間帯になると速度が遅くなる可能性があります。
回線速度はドコモと変わりませんか?
本サービスはドコモのネットワーク(LTE+3G)を利用しています。通信速度自体は、お客様の利用場所・時間・環境によって異なるため、当社サービスが、ドコモより速い場合もあれば、遅いときもあります。本サービスは、ビデオ会議や動画を視聴する等のサービスを、常に快適にご利用いただけることを目標にしています。
日本通信HP
合理的20Gプランの口コミです。口コミを見ると、回線が込み合う時間帯などは速度が落ちるもものの概ね好評な意見が目立ちました。
ahamoに変えようと思ってたけどやっぱり日本通信simに。税込2,178円でこの速度! pic.twitter.com/Q2WUBOsDAl
— シルクさん (@iraniumn) April 3, 2021
日本通信SIM合理的プランの通信速度。今日も安定の速さ!
— あんこぱん (@ancopan01) April 3, 2021
月額1980円(税抜)で高速データ通信20GB・無料通話70分使えます。
3大キャリアの格安プランよりかなりお得だと思うけど… pic.twitter.com/j84q2I3iwr
■日本通信
— Coffe (@koh_he) March 16, 2021
■合理的20GBプラン
■下り0.77mbps
昼間はやっぱり遅いな
月々の料金が安いから妥当なのかな pic.twitter.com/W3nrqzD1Wr
データ通信について
ahamoは国際ローミングが無料です。追加料金不要で、海外82の国・地域でデータ通信が利用できます。仕事などで海外に行く機会が多い方は便利なサービスです。
特に中国ではGoogle・Twitter・Lineなどが規制されているため使えませんので、ahamoを契約していれば、グローバルWiFi機器やVPNサービスを契約することなく中国で規制されているサービスを使うことができます。
海外に行く機会が多いならahamo、行く機会がないなら合理的20Gプランがおススメです。
povoと合理的20GBプランの比較
料金・通話の比較
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合理的20Gプランの料金はahamoより550円安く、通話料も半額になっています。povoのプランには5分の無料通話が付いていないので、これをつけると3,278円となり差額は1100円に広がります。
安く使いたい・電話を掛ける回数が多いなら合理的20Gプランがおススメです。
回線速度について
povoの口コミです。実際使っている方の意見を見る限り、評価は2分されている印象です。
povo現在
使用中のインターネットの速度は: 57Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/a6fnd4NMoJ
— はいじる🥺 (@hai2ll) April 2, 2021
auのpovoの通信速度があまりに遅かったから計測してみました。
ちなみに昼は下りで4Mbpsでかなり遅い状態。
povoお勧めできないわ pic.twitter.com/57jHUaTrEK
— たりたり🦉機関投資家株式運用 (@taritariblog) March 29, 2021
データ通信について
現在povoは5Gに対応していません。2021年夏提供開始予定です。また、国際ローミングサービスも提供する予定ではありますが、開始予定日は決まっていません。
povoには「データ使い放題24時間」というオプションがあります。1日220円で利用できます。利用開始から24時間データ容量が消費されないので、データ残容量を気にせずに1日中動画を見たり、急なビデオ会議などに対応することができます。
自分のライフスタイルに合わせてオプションをトッピングしたい方にはpovoがおススメです。
LINEMOと合理的20GBプランの比較
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合理的20Gプランの料金はLINEMOより550円安く、通話料も半額になっています。
しかし、LINEMOはスマホプラン加入で5分以内の国内通話が1年間無料になっています。この点ではahamoと同じですが、LINEアプリを使った通話・ビデオ電話のデータ消費ゼロになっています。
安く使いたい・通話が月70分超えないという方は合理的20GBプラン、LINEを頻繁に使う方はLINEMOにするのがおススメです。
回線速度について
LINEMOの口コミです。LINEMOはワイモバイルのapnと同じのようです。
– LINEMO: ワイモバイル設備(https://t.co/uUT387iwcE)に繋がるソフトバンク(44020)のSIM
– povo: au設備(https://t.co/sTlEzjdqRg)につながるau(44051)のSIM
– ahamo: ドコモ設備(https://t.co/IKqjZ7hNVS)につながるドコモ(44010)のSIMということで、LINEMOだけ設定がややこしい感じです。 https://t.co/UIdiMhT2kM
— shao / 澤田 翔 (@shao1555) March 26, 2021
速度の口コミを見ると評価は2分されている印象です。
LINEMOに変えました。やはり人口が少ないからピーク時でも速度が出る pic.twitter.com/SfZQ7oPoml
— RivaP (@RivaP_) March 29, 2021
LINEMO 12:00頃 回線速度@LINEMO_official pic.twitter.com/bk48bV0EoK
— ǝɔᴉp🎲 (@ECiD_) March 30, 2021
データ通信について
LINEMOはLINEトーク音声・通話・ビデオ電話のデータ消費ゼロです。LINEを使ったテータ量が消費されないため、LINE以外の通信で20GB使うことができます。
LINEを頻繁に使う方はLINEMOがおススメになります。
まとめ
合理的20GBプランを携帯キャリア3社のプランと比較してみましたがいかがだったでしょうか。価格・通信品質など大手に十分対抗できるプランになっていました。
月の通話時間・回線品質・通信量がどれだけ必要かは人によって異なりますので、自分にとって最適なプランを選ぶようにしましょう。
通信費を安く抑えたい・月の通話が70分超えないのであれば、合理的20GBプランは選択肢として十分ですね。
すべての回線に当てはまりますが、昼・夕方など回線が込み合う時間帯になると速度が遅くなる可能性があります。
また、契約変更に伴いapn設定が必要になる場合があります。契約はオンラインになるため、店頭でサポートしてもらうことができません。最低限自分でapn設定ができるか、まわりに詳しい方がいるのを確認してから契約するようにしましょう。
