国内版iPhone XRを改造してDSDS化しました!分解の手順、費用、メリット・デメリットを解説

なお

こんにちは!なおです。この記事ではiPhone XRを分解してDSDS化する手順をご紹介します!

iPhone画面の上にあるピクトアイコンが2つ表示されれば成功です。

この記事で分かること
  • iPhoneXRの分解手順
  • DSDS化への費用
  • DSDS化のメリット・デメリット
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目次

DSDSとは

DSDSとはデュアルSIM・デュアルスタンバイの略のことで、1台のスマートフォンに2枚のSIMを差し、同時待ち受けできる(どちらの電話番号でも発着信や通信ができる)ことを言います。

iPhone XS/Max・iPhone XR以降の機種はDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。

しかし、物理SIM+物理SIMの組み合わせは、中国・香港・マカオ版にしか搭載していなく、通常、日本においてDSDSで運用する場合eSIM+物理SIMになってしまいます。

国内でも香港版のiPhone XRを購入することはできますが、価格は安くありません。

そこで目を付けたのがSIMスロット交換です。iPhone XRのSIMスロットは基盤に直付けされていないため、部品交換だけでDSDS化することができます。

作業時間は写真を撮りながら行ったので45分程かかりました。

iPhoneXRの分解手順

分解に使った道具

  • 0.8mm星型ドライバー
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 0.6mmY字ドライバー
  • 吸盤
  • プラスチックスクレーパー
  • 両面テープ

Lightning端子の横にあるネジ2本を外す

  • 0.8mm星型ドライバーを使用

ネジを外す力を入れすぎないように回してください。

ディスプレイを外す

  • 吸盤を使用
  • プラスチックスクレーパーを使用

ディスプレイは両面テープが付いているため、ドライヤーなどで温め、吸盤で引っ張ります。強く引っ張りすぎると画面が割れてしまうので注意してください。

隙間にプラスチックスクレーパーを差し込んでディスプレイ全体を剥がしていきます。ドライヤーなどで温めながら行うと剥がしやすいです。

分解作業の中でここが1番の難関でした。吸盤付きのプライヤーがあると便利だと思います。

プラスチックスクレーパーでディスプレイを本体から剥がしたら、ディスプレイを横から開きます。

ボードの取り外し

  • 0.6mmY字ドライバーを使用

3つのY形ネジで止っているボードを取り外します。

SIMスロットの取り外し

  • プラスドライバーを使用
  • マイナスドライバーを使用

SIMスロットは3つのネジで止っています。電池パックに近いネジはマイナスドライバーで、SIMスロット入り口の2つのネジはプラスドライバーを使います。

SIMスロット入り口の2つのネジの1つには小さい金具が共締めされているので一緒に外します。

SIMスロットの小さいコネクター外せば、SIMスロットを本体から外すことができます。

右がデュアルSIMスロット、左が純正のシングルSIMスロットです。

見た目ほぼ同じですね。取り付けのときは間違えないようにしてください。

ディスプレイを元に戻す

デュアルSIMスロットを取り付けたら、分解した逆の手順で組み上げていきます。

ディスプレイを本体から剥がしたとき、元々の両面テープがボロボロになってしまうので、綺麗に取り除いて新たに両面テープを張り付けています。

両面テープを付けないとディスプレイが浮いてしまいます。

ディスプレイを戻し、Lightning端子の横にあるネジ2本を絞めます。

ピクトアイコンが2つ表示されました。無事に交換終了です。

DSDS化への費用

SIMスロットはAliExpressで購入、約800円(送料込)。

分解修理キット1,380円。

0.6mmY字ドライバー500円。

合計約2,680円ほどで交換することができました。

DSDS化のメリット・デメリット

メリット
  • 2台持ちする必要がない
  • Band 11・Band 21・Band 28・Band 42などの周波数帯が使える
  • 技適のiPhoneを使える
  • ゼロレーティング機能を備えたSIMが使える

DSDS化のメリットの1つ目は、1台のスマホで2回線の電話番号が使えることです。

これによって携帯電話を2台持ちする必要がなくなります。また、プライベート用と仕事用など電話番号を用途によって使い分けることができます。

DSDS化のメリットの2つ目は、Band 11・Band 21・Band 28・Band 42などの周波数帯が使えることです。

香港版のiPhone XRはこの周波数帯に対応していません。対応していなくても問題なく使うことはできますが、速度や繋がりやすさを重要視するなら国内版の方が有利と言えます。

DSDS化のメリットの3つ目は、技適のiPhoneを使えることです。

技適とは技術基準適合証明のことで、電波法令で定めている技術基準に適合している製品であることを証明するものです。香港版のiPhone XRにはこの技適マークがありません。技適マークが付いてない製品を使用すると電波法違反になる場合があります。

一部の無線機を除いて、技適マークが付いていない無線機を使用すると、電波法違反になる恐れがあります。

また、技適マークが付いていても無線局を開設するためには総務大臣の免許を受けなければならない無線機(アマチュア無線、パーソナル無線など)がありますので、使用には十分ご注意下さい。

(免許を受けずに無線局を開設若しくは運用した場合は電波法違反となり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。)

総務省

DSDS化のメリットの4つ目ゼロレーティング機能を備えたSIMが使えることです。

例えば、私が契約しているBIGLOBEモバイルでは「エンタメフリー・オプション」があり、YouTube・U-NEXT・Apple Music・LINE MUSICなど対象サービスの通信料がノーカウント(音声通話SIM3ギガ以上のプランが対象)になります。

DSDS化していれば、YouTube・Apple Musicなどを楽しみたいとき、BIGLOBEモバイルSIMに切り替えることによってデータ通信量の制限なく使うことができます。

デメリット
  • 保証が受けられなくなる
  • iPhone で一度に利用できるモバイルデータ通信ネットワークは 1 つだけ

DSDS化する際の最大のデメリットは、保証が受けられなくなることです。Appleのメーカー保証や中古スマホでも購入時に入ることができる保障が適用外になってしまいます。

DSDS化の作業は自己責任で行ってください。

別のデメリットは、一度に利用できるモバイルデータ通信ネットワークは 1 つだけという点です。主回線で電話を掛けつつ、副回線でデータ通信はできません。

まとめ

iPhone XRのDSDS化はSIMスロットを交換するだけなので、バッテリー交換の経験があるなら簡単にできる作業です。経験がない方でも、慎重に行えばできる作業だと思います。

私はDSDS化によってプライベート用と仕事用の電話番号を使い分けることができたので非常に便利になりました。荷物が1つ減ったのも大きな利点です。

また、主回線のデータ容量を使い切っても副回線のデータを使うことができますし、設定から簡単に切り替えることができるのは便利です。慣れると手放せないですね‼

今後、国内版のiPhoneにも標準で物理SIM同士のDSDS端末が出ることを願うばかりです。

最後に、iPhone XRのDSDS化はメリット・デメリットをご考慮の上、作業は自己責任で行ってください。

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